遅咲きの作家~海北友松展~

こんにちは!

 

メイク・着付け担当の新堂です☆

 

 

すっかり新緑の季節になりましたね(*´∀`)

お出かけするには絶好のシーズンになりました!

 

そこで一つ!

オススメの展覧会をご紹介したいと思います~(*^O^*)

 

それは、京都国立博物館で開催されている展覧会で「海北友松(かいほうゆうしょう)」展です!

 

京都国立博物館と言えばこちらの建物ですね!

 

 

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明治時代からある建物は、重量感が違います(○_○)!!

以前はこちらで作品が見られましたが、耐震性などの都合で今は閉鎖されていますー・・・

かわりに、数年前に建てられた平成知新館で作品展示がされています\(^o^)/

 

 

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とても現代的なデザインですよね!

中も広々としていて見やすいですよ~(*´ω`*)

 

 

海北友松と聞いて、ピンとくる方は少ないのではないでしょうか???

 

海北友松(1533~1615)は、実は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です!

近江浅井家の家臣の家に生まれた友松は、若い頃を東福寺で過ごしました!

しかし、主家やお兄さんが信長に滅ぼされるにあたり、還俗して狩野派の門をたたき、画の道に進んだと伝えられています!

いま遺る作品のほとんどは、狩野派から独立してからの晩年期(60歳以降)のものだそうです!

 

 

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遅咲きの画家ですが、鋭い筆遣いの水墨画などは見ていて本当に気持ちの良いもので、年齢を感じません!!( ☆∀☆)

 

六十歳を過ぎて頭角を現わし始めた友松の活躍の場となったのが建仁寺でした!

大方丈の障壁画や掛幅が伝わっていて、いつしか建仁寺は「友松寺」とあだ名されるようになりました(*´ω`*)

この迫力のある龍の水墨画を見たら、友松ってこれを描いた作家か!となるかもしれませんね(^o^)v

 

 

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墨の濃淡のみで表現された、このスケール感は是非とも本物を見てほしいです!!!
引き込まれますよ~~~!!!

 

最晩年に近い友松の活躍の場として、妙心寺があります!

妙心寺に伝わる「花卉図屏風」と呼ばれる作品は、友松画のなかで最もゴージャスな雰囲気を備えていると言われています!!

 

 

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ポスターや看板にも使われていました☆

色彩のある作品が少ない中、この作品は本当に華やかで女性的だなぁと思います(*^O^*)

牡丹が美しい~~( 〃▽〃)

 

友松は最晩年まで絵筆を握り続け、83歳でその生涯を終えていきますー・・・

 

桃山最後の巨匠の世界を、このGW!!

四季で着物レンタをしてから見に行ってみてはいかがでしょうか~(*^O^*)

 

京都国立博物館 平成知新館
http://www.kyohaku.go.jp/jp/

開館120周年記念特別展覧会
海北友松(かいほうゆうしょう)

会期:4月11日(火)~ 5月21日(日)
休館日     月曜日

開館時間:午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
※ただし会期中の毎週金・土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

観覧料     :一般 1,500円  大学生 1,200円  高校生 900円  中学生以下無料

交通:市バス
京都駅前市バスD1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて
博物館・三十三間堂前下車、徒歩すぐ

京阪電車
七条駅下車、東へ徒歩7分

 

 

舞妓変身スタジオ四季

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