岡本神草の時代展

こんにちは!

メイク・着付け担当の新堂です☆

紅葉も終わり、いよいよ本格的な冬に差し掛かろうとしていますね!!

寒さが厳しくなる今日この頃、少しゾクゾクとくる展覧会をご紹介します( ☆∀☆)

 

京都国立近代美術館で開催中の「岡本神草の時代展」です(*≧∀≦*)

 

 

KIMG1037のコピー

 

岡本神草は明治27(1894)年神戸市に生まれました!

京都市立美術工芸学校、京都市立絵画専門学校を卒業後、舞妓をモチーフに作品を描いていきます!!

精力的に活動し、将来を期待されていく最中、昭和8(1933)年38歳の若さで亡くなりますー・・・

その為、完成作品が非常に少なく、今展覧会は、習作や草稿(下描)、スケッチや模写など・・・

 

普段ではあまり見ることのできないものが沢山の展示されており、大変貴重な展覧会となっています!!

 

KIMG1044のコピー

この作品を見て

あっ!見たことある!!

と思った方もいるのではないでしょうか・・・!?

「口紅」と言うタイトルの作品です!

神草の代表作ですね\(^o^)/

独特のタッチで少し怖いように思えますが、妙に色気もあり愛らしくもあり・・・
表情はとても幼く、当時の舞妓が今より若かったことがわかりますね!

着物の色彩が色鮮やかでとても美しく、日本画材の岩絵具の凹凸が、着物に刺繍を施しているようで、妙なリアルさをかもし出しています!!

 

そしてもう一作品!
神草の代表作がこちらです!!

 

KIMG1040のコピー

「拳を打てる三人の舞妓」
こちらは完成作品です!

ー・・・と言っても、こちらは所在不明で本物は展示されていませんっ(*_*)

あるのは原寸大の草稿(下絵)や・・・

 

 

KIMG1042のコピー

未完成に終わってしまった習作たち・・・

 

 

KIMG1039のコピー

草稿の段階から、何度も何度も描き直した跡があり、納得のいくまでこだわった執念のようなものを感じます( ゜o゜)

と同時に、とても苦しそうでもあります・・・

二度も描き直し、ようやっと完成したこの作品を一度は見てみたいものです!!

 

他にも、神草の師匠である菊池契月や、作画に影響を受けた竹久夢二の作品など・・・

沢山の作家の作品も展示されていて、見応え十分です!!

ゼヒ!
見てみてくださいね(*´∀`)

 

京都国立近代美術館
http://www.momak.go.jp/

「岡本神草の時代 」
11月 1日(水) ~ 12月10日(日)

 

●場所:京都国立近代美術館

●開館時間:午前9時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
※ただし会期中の毎週金・土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)

●休館日:月曜日

●観覧料:一般 1,000円  大学生 500円

●住所:〒606-8344
京都市左京区岡崎円勝寺町26-1

●アクセス:<JR~バスをご利用の方>
*JR・近鉄京都駅前(A1のりば)から
市バス5番 岩倉行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

*JR・近鉄京都駅前(D1のりば)から
市バス100番(急行)銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

<地下鉄ご利用の方>
地下鉄東西線「東山」駅下車徒歩約10分

 

 

舞妓変身スタジオ四季

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