月はおぼろに東山

月はおぼろに東山

霞む夜毎のかがり火に

夢もいざよう紅桜

しのぶ思いを振袖に

祇園恋しや だらりの帯よ

みなさまこんにちは。

着付け(見習い)、メイク(先日デビュー)の新人スタッフ、出嶋です。

みなさまはこの歌をご存知ですか?

この歌詞は『祇園小唄』という歌のもので、

「振袖」、「だらりの帯」、「口紅」などの舞妓さんを連想させる語句が 散りばめられています。

現在でも京都の花街の舞妓さんたちが、 この曲にあわせて舞踊します。

この曲は4番目まであり、 春夏秋冬を歌っています。

カラオケにもこの曲が入っていますので、 私はよくこの曲をカラオケで歌っています。

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本日はもう一首、ご紹介します。

「かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる」

これは、歌人の吉井勇がうたったものです。

この歌碑は、祇園の白川周辺にあります。

吉井勇は大正、昭和期の歌人なのですが、

大正ロマンの時代の中で、お座敷遊びをなさっていたそうです。

実は吉井勇、京都の東山に眠っていらっしゃると思っていたのですが、

まさかの、お江戸は青山に眠っていらっしゃるそうです。

祇園には、本当にたくさんの物語があり、歴史がつまっています。

私も上司から花街のお話を聞き、

毎日が新しい発見で、ワクワクしながら日々を送っています。

あなたも、花街のお話に耳を澄ませながら、 舞妓体験をしてみませんか?

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