おしろいのおはなし

おはようございます^^

元気モリモリ江口です!!

今日も暑くてジメっとしていますね・・・

いつもお店紹介ばかりになってしまいますので、今日は舞妓変身スタジオ四季のメイクスタッフとして、四季の白塗りについてのプチ情報をお届けいたしますヽ(^o^)丿

 

舞妓体験に来られたお客様によく質問されるのが、お白いの成分についてです。
これは、皆さんが普段日頃から使われているファンデーションとほぼ同じものが使われております。

 

 

ただ、皆さんが使われているファンデーションには油分が入っていますが、舞妓さんのお白いには油分が入っておりません。

 

水溶きの、白いファンデーションと考えていただいて大丈夫です(^v^)

 

ですが、そのまま水で溶いたファンデーションをお顔に塗ってももちろん弾いてしまいますので、下地クリームとして歌舞伎油(鬢付け油とも言います。)を、お顔、首周り、背中に、ムラなく均一の力で塗っていきます。

 

この下地が一番重要で、これがムラになっていたりしますと、後からお白いを塗っても美しくなりません。

 

下地の塗り加減だけじゃなく、日頃から保湿性の高い化粧水や美容液を塗っておられる方は、お白いの成分が保湿クリームに負けてしまい、お白いのムラの原因になってしまうんです。。。(@_@;)

 

 

あと以前、目や口の周りはぎりぎりまでお白いを塗りこむのに、髪の毛の生え際を塗る時はどうして肌を少しだけ露出させるのかという質門をされました。

 

お気付きの方もいらっしゃるのかと、少し嬉しかったのを覚えています^^

 

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単純に、お白いを髪の毛ぎりぎりまで塗ってしまうと舞妓のお面を被っているようで美しくないという理由もありますが、生え際の地肌を露出させ、白塗りを塗り残すことで一種のヌーディティ(裸であること)を表すことも出来るそうなんです。

 

例えるなら、

 

 

“白い下着からチラリとはみ出た肌のよう”

 

 

それで男性の気を惹くことができるんですね。。。笑

 

そう考えると日本の伝統衣装である白無垢の綿帽子の被り方にも同じことが言えますね。

 

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目の上ぎりぎりまで深く綿帽子を被るので、思わずその美しいお顔をのぞき込んでしまいたくなります。

 

 

日本人男性が見えそうで見えない、ちらリズムが好きなのは、今に始まったことじゃ無かったんですね。笑

 

 

今日はここまで!!!

 

 

舞妓変身スタジオ 四季

 

 

 

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